4月3日(月) 面白さについて

ゲームやってるときに絶対に必要になるゲームの面白さについて
今日は自分がこの一週間考えたことを出力していきたいと思います。

面白いゲームには何か面白い要素があるものです。
最近自分でプロトタイピングして作ったゲームを見返して思ったんですが、適当に発想して作った結果、面白さを搭載していないゲームを作っている事結構ありますね。これは良くない。どこかで気が付いてそのゲームは中止になるんですけど、なるべく減らしたい。

ゲームのコンポーネントを作っているだけである程度作り手として楽しくなっちゃうのもあるんでしょうが、ゲームを1から作るならまず面白さの核がないといけないと思うんですよ。
NARUTOの人も見習い時代に少年が道草を食うだけの漫画を作って何が面白いんだろうねって突っ込まれた話があるのでこの罠に嵌るのは私だけではないと思います。

こう作り始めのスタート地点がおかしい。今回はワーカープレイスメント作ったろみたいなのはあるんですけど、ワーカープレイスメントは結局のところゲームの枠組みであり、パーツなわけですよ。
面白い物を加工するうえで今回はワーカープレイスメントっていう形を取らせるのが良いわけで、ワーカープレイスメント自体が面白いわけではないじゃないですか?
コイン投げも賭けるものがないと何も面白くない。あくまで何かを賭け、手に入れたい失ったりするのが面白いわけで、面白いのは賭け事であって「コインを投げて表か裏か当てる」行動ではないじゃないですか。

なのでゲーム作る手順はまず面白い物、それを表現するゲームシステムっていう順番になると思うんですよ。
ワーカープレイスメントの面白いのを作りたいなら、ワーカープレイスメントがそもそも面白くないといけないわけですよ。でもそんな事ないじゃないですか。
面白いワーカープレイスメントは多いですが、ワーカープレイスメントが面白いんじゃなくて自分の農場を育てたり、港街で泥沼の権力争いしてるロールプレイが面白い。先にそっちがなければならない。

まず核となる超面白い物・気持ちいい物があって、それを表現するにあたり既存のシステムをどのように使うのかが重要なんですよ。
次に作るあのゲームはこう面白いゲームだ→じゃあそれを形成するのに良さげな媒体はワーカープレイスメントだからそうしよう。っていうのが本来の手順だと思われるわけです。

システムから始めるかテーマから始めるかっていう問題も、この(面白い)システムから始めるか、この(面白い)テーマから始めるかっていう問題で、やっぱりこの問題が出てくる以前にまず面白さがないと駄目だと思う訳です。

という訳でゲームを作る手順はこうです。

超面白い何か(エロ本を部屋に隠すなど)を用意する。 → それをゲーム上で実現するシステム + それをゲーム上で実現するテーマ等によって実現する。より面白くなるように面白い物を追加していく。

僕は桝田省治氏のファンボ-イでリンダ―キューブはとても感銘を受けたゲームです。
巨大隕石によって世界が滅亡する前に箱舟にたくさんの動物のつがいを捕まえて放り込んでいこうというなんともアレな内容です。流石桝田省治氏。
ちなみに主人公とヒロインも最終的につがいとして乗り込むことになっています。

そのゲームについてのコラムの中で桝田省治氏はこのゲームは狩猟のゲームであり、狩りの面白さとはレ○プの面白さと同じだと語るわけです。
ぶっ飛んでますね。不快に思った方には申し訳ございません。
で、リンダキューブは
狩猟の面白さ(レ○プ) → それにそれっぽくて面白いストーリー(ノアの箱舟等)を追加 → ストーリーから今度はそれっぽくて面白い世界観を追加… →最終的にバランス取って完成
みたいな手順で構築されたわけです。別にRPG作りたくて作ったわけではなく、動物狩るのにちょうどいい媒体がRPGだったと思われるんです。(当時はRPGが強かったようなのでRPGの部分も確定事項だったのかもしれませんが)

ちなみにアクションにするとモンスターハンターになります。狩った動物から武器と防具を作るシステムはリンダキューブ(1990年代)に既にありました。肉にして喰う部分もです。

で最初の超面白い部分ですが人間が理屈抜きで本能的に面白い、夢中になれる、興奮する物が良いと感じます。
となるとなるべくわかりやすくて問答無用なのが良いですね。
何分本能的で問答無用なので1文以下で伝えられる方が良さそうです。(ゲームの面白さは一文で伝えられなければならないみたいな格言ここからなんじゃないですかね)
ドキドキしたりワクワクしたり、たまには悲しかったりセンチメンタルなのもいいでしょう。
そうなると例えば
派手に相手をブチのめすとか、
お宝を見つけるとか、
世界を救うとか、
動物を狩るとか、
パズルを解いて脳汁を出すとか、
先人未踏の場所に行くとか、
女の子と仲良くするとか、
玄孫のその孫の顔を見るとか、
人を騙すとか、
大金持ちになるとか、
昼間から仲間と飲酒するとか、
エロ本を隠すとか、
魅力的な異世界に行くとか、
運動して気持ちよくなるとか、
気持ちよくなるまで音楽を聴くとか、
皆で目標を達成するとか
です。

これに更に面白い物を付け加えて高めた物がゲームだと思った訳です。

ちなみに今のリストですが、そのままジャンル分けになってたり、ゲームになっていたりしませんか?
派手に相手をブチのめす → 格闘ゲーム
お宝を見つける → ローグライク
動物を狩る → モンスターハンター
パズルを解いて脳汁を出す → パズルゲーム。中重量級ボードゲーム
大金持ちになる → 拡大系ボードゲーム、株ゲー
人を騙す、いじめる → 人狼系
魅力的な異世界に行く → RPG
運動して気持ちよくなる → アクション
音楽聞いて気持ちよくなる → 音ゲー
皆で心を一つにして目標を達成する → 協力ゲーム

そして最初に戻るのですが、人狼系なのに人を騙さずいじめない、ワーカープレイスメントなのにパズルが解決不能だったり大金持ちになれないとかやると、晴れて面白さの搭載されていないゲームが出来上がるわけです。

かなり好き勝手書けて今日は満足しました。今日は以上です。
色々と言語化できてよかった。
現実に出来る事はやっても面白くないっていう内容も書きたかったんですけど話逸れるんで別の機会に

同じような事を書いている記事がありました。
http://lucky-duet.com/archives/1277

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